私の終着駅

私の終着駅

監督:齋藤新

1998年作品 60分 ビデオHi-8

脚本・編集・録音・撮影:齋藤新

キャスト:吉田界子、駒谷優、布施幸絵、宮永挙、中島邦将

ストーリー:
ルリは彼氏に別れ話を切り出され、朝6時に友達のナツルを呼び出し、電車で旅に出る。ルリにはこの一年の様々なことが思い出される。友達との喧嘩、彼氏の浮気疑惑。一方でナツルも一年前に突然姿を消した彼氏のことが脳裏をよぎる。ルリはナツルがうじうじしてて優柔不断だとたしなめる。ところが旅の果てにルリはナツルが実は行動力に飛んだ人間だったことを知る。そこで今までくすぶって来た不満や鬱憤が氷解し、友達や彼氏に対する観方が大きく変化する。 結局ルリは彼氏と別れるのだろうか?

コメント:
大学時代最後の作品。僕の集大成。この映画を面白いというやつはいないだろう。だが僕としては一切の妥協をせずに撮影した(卒業後に編集したためアフレコが出来ず、編集については妥協を余儀なくされたが)この作品がとても気に入っている。自分で作ったのに泣いてしまう。究極の自己満足映画。 徹底的な長まわしでストーリーを伝えることでは、心情そのものを描いた。引きのショットで、無言のままたっぷり30秒。そんな感じで上映時間60分。他人は観ててつらいだろうな、と思うが。 市川準の影響をまともに喰らった作品。この時ホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンを観ていれば、もう少し違ったかもしれない。 この後、大学を卒業し、映画仲間が一度にいなくなり、おまけに縁もゆかりもない松本で働くことになり、数年間新作を撮れなくなる。その前にやってみたいけどやれなかったこと全部出し切った映画を撮れて良かった。。