Point Of No Return

Point Of No Return

監督:齋藤新

1994年作品 21分 8mmフィルム

脚本・編集・録音:齋藤新

ストーリー:
防衛庁が米軍にも極秘裏に開発した新型迎撃ミサイル「サンダーバード」。その機密奪取をCIAに命じられた女スパイ、ジャネット木下。ジャネットの処分を命じられた彼女の元婚約者、カイン。ジャネットを愛してしまい機密を渡してしまった研究員、高品。そして奪われた機密の奪還を狙うサンダーバードの開発者、朝倉教授。晩秋の森に悲しみの銃声がこだまする・・・

コメント:
「裏切りの地」ですっかり味を占めたスパイもの第二段である。弾着ものばかりを撮り続けてきた私だが、まだ未踏の頂が残っていた。女の弾着である。大抵の女は弾着のお願いをすると丁寧にお断りをしてきた。女撃ち殺してえ…という思いはつのり、そして初秋のある日。「裏切りの地」が完成し、なんとなく目的を失いぼやっとしていたあの日。「あしたのジョー」でいえばカーロス・リベラとの闘いが終わり、なんとなく目的を失いぼやっとしていたジョーが紀ちゃんとデートしてあの有名な「燃えカスすら残りゃしねえ。真っ白な灰になるのさ」というセリフをはいた時と今思えば似ている(強引)。とにかく何となくぼやっとしたまま、ヒラちゃんと部室で2人きりになり、「ねえ、弾着しねえか」「うん、いいよ」という何気ない会話からすべてが始まった。 結果、この映画は弾着数100発(不発弾含むが)という我がフィルモグラフィで最多の弾着数、最多の血のり量を誇る映画となる。加えて、ソ連製T-72戦車(プラモ)の爆破シーン、3丁の拳銃(ワルサーPPK、ベレッタM84、コルトローマン357)と1丁のサブマシンガン(イングラムM11)を購入など、制作費も歴代2位ぐらいかかった。 その割りにつまらない映画になってしまったのだが・・・