乾いた街

お酒とタバコとクリスマス

監督:齋藤新

1994年作品 3分 8mmフィルム

脚本・編集・撮影・録音:齋藤新

ストーリー:
男の喉は渇ききっていた。男は己の喉と、ひび割れた人間の尊厳を潤すため、最後の戦いに赴く・・・

コメント:
「裏切りの地」のクランクアップ後、学園祭での上映会に向けて必死の編集作業をやっては見たが、編集は遅々として進まず完成が危ぶまれた(結局完成させたが)。そんな時、上映会用に簡単な映画を撮ろうという話になり、なんとなく「空き缶」をテーマにしたショートショートストーリーのオムニバスを撮ろうという話になった。この作品はその中の一本である。 一人のホームレスがヤクザの缶ジュースをもらおうとしてぶっ殺される、というそれだけの話だが、殺伐としたヴァイオレンスっぽい作品にまとまり、結構デキはいい(と思う)。「市民ケーン」のラストシーンの曲を無編集でつけたら嘘のようにハマッた。バーナード・ハーマンは僕のためにこの曲を書いていたのかもしれないと思った(けっこうマジで)。